術後2週間、頭痛との果てしなき闘い
普段、スポーツジムを2つ掛け持ちしてます。
ひとつのジムだと気に入ったプログラムの数が少ないのと、コロナになってからプログラムが時間短縮されたり廃止されたりしていて、満足に運動出来ないので、近所の2ジムを行ったり来たり。
2箇所に通っていると、ヨガのインストラクターさんにもたくさん出会えます。 10人くらいは出会えたでしょうか。
マシンは似たり寄ったり。片方にはサウナあり。 それぞれの良い所を上手く使いつつ通っています。
入院前日も、午前と午後で両方のジムに行き、汗を流しました。
さて、手術から2週間、退院から1週間が経った昨日、また朝から激しい頭痛に苦しんでいました。 とにかく頭を立てていられるのが15分程度。 起立だろうが座位だろうが同じです。 それ以上は頭が重力に耐えられない。 15分を過ぎると痛くて痛くて気持ち悪くて、吐き気を催してきます。 洗濯物を干すのも、朝食を作るのも痛みの合間をぬう時間勝負。
限界まで家事をして、耐えられなくなったところで慌てて横になると、すーっと痛みがおさまる。
ヘソの傷はすっかり良くなり痒いくらい。 下腹部の傷なんてもうよく見ないとわからない。 首から下は健康そのもの。 なのに首から上だけが最悪に不健康なのです。
頭も悲鳴をあげていますが、ジム活で運動に慣れた首から下人間も悲鳴です。 動きたい!動けない!動くと激頭痛!でも運動したい!
このジレンマをどうすればいいのか。
悩んだ結果、昨日はついにジムに行ってみることにしました。 荒療治です。 というのも、手術の際にお腹に入れられた炭酸ガスが、まだ首や肩を圧迫してきて痛いのです。 そりゃ、頭痛のせいで全く動いてないので、消滅するわけないですよね。
ジムの周りの方に迷惑はかけられないので、土曜で休みの夫がいつでも迎えに来られるように待機してくれていました(ワガママ妻)。
動き始めて40分くらいは、時々痛む頭も気にならず、運動の喜びに浸っていました。
それが、1時間を過ぎ、2時間を過ぎる頃には、頭がグワングワンと締め付けられ、後頭部に突き刺すような痛みが走る。
痩せ我慢して3時間運動しました(バカ)。
運動し終えてすぐ夫にLINEし、車で迎えにきてもらいましたが、助手席でハーハーと荒い息をしながら頭を抱え、帰宅。
リビングになだれこみ、ストレッチポールを頭の下に敷いて仰向けになる。
しばらく吐き気と闘いつつ安静にしたら、10分程度で吐き気も頭痛も引き、なんともなくなりました。
本当になんなんだこの痛みは。
退院後、手術した病院にも緊急で診ていただいたし、別の脳外科でMRIも撮ってもらいました。
全く異常なし。
硬膜外麻酔の際に硬膜を傷つけて脳脊髄液が漏れることで頭痛が起きるケースがよくあるようですが、脳外科医によるとMRIを見た限りではそれもないとのこと。
術前あれほど苦しんだ腰痛がすっかり治ったというのに、それと引き換えにこんなに苦しい頭痛を引き受けることになるとは。
今更ですが、本当に子宮全摘手術をして良かったのか…複雑な気分です。