子宮とサヨナラしたけれど

漿膜下筋腫ごと子宮全摘したその後に待っていた落とし穴

辿り着いた真相?@主治医診察

退院後2日目に突然襲ってきた、のたうち回るほどの激しい頭痛。

そのうちおさまるかも、いやおさまってくれとそこから2日我慢して、どうにも耐えられなくなって手術した病院に連絡し、緊急で診てもらった時は主治医が不在で、別の医師による診察となりました。11/16のこと。

結論としては、術部に異常なし、卵巣を残しているから女性ホルモンにも問題はないはず、硬膜外麻酔の針を抜いて5日も経つので針が硬膜を傷つけ脳髄液が漏れている可能性も低い、ロキソニンを出すくらいしか対処のしようがない、1日2リットル以上の大量の水を飲んで代謝を良くしてもらうしかない、次回12/14の主治医診察までひとまず頑張ってくれ…と。

そこから約1ヶ月、いやー長かった。 当初の激痛よりは痛みの程度が減りましたがそれでもしつこく続く頭痛、しょっちゅう襲ってくるめまいと吐き気、耳鳴り。 脳外科でMRI撮ってもらったり、漢方処方してもらったり…何をやっても原因不明で改善されず、乗り物酔い止め薬を飲むことでなんとかやり過ごせることが分かり、もうこの子宮の復讐には一生付き合って行くしかないんだろうなと諦めの境地に入っていた今日、退院後初めての主治医診察がありました。

退院からひと月しか経っていないのにもはや懐かしい感じもする院内。 相変わらず激混みです。 何千人いるんだろうという1階フロアを通り抜けて上階の産婦人科へ。 うわー、こっちも激混みだよ。 待合室に座る隙間ないほど人がひしめいています。

こりゃいつも通り、予約時間なんか関係なく小1時間は待つんだろうなぁ、頭痛いのに辛いなぁ…と覚悟していたのになんとあっという間に呼び出されました。こんなこと初めて。 その時点でなんか変だなと思ったのですが。

診察室に入ると、手術の説明の時から、お若いのに余裕のある雰囲気だった主治医の先生(女性)が、いつになく真剣な顔つき。

氏名と誕生日を確認するのももどかしい感じで、

「頭痛はどうですか?退院後に緊急でこちらで別の医師に診察されて以降は?」

ここは恨みつらみ(笑)を晴らすとまでは言いませんが、正直に、

「地獄の1ヶ月でした」

と言ってみました。

最初の2週間は10分と頭を立てていられずほぼ寝たきりの日常だったこと、脳外科にも行ったこと、ロキソニンや漢方を処方されたけど全く効かないこと、市販の酔い止め薬を飲んだらものすごく楽になったこと。 全部話してみたところ、鼻で笑われるかと思いきや、なんと、深刻な顔でウンウンと頷く先生!

え、まともに受け止めてくれてる?←当たり前のことなのかもしれないけど…(-。-;

主治医「手術による更年期障害的なものも少しは含まれるでしょうが、確実にこれは麻酔の副作用だと思います。」

なんと………!!!

素人頭で、いろんな可能性を探して、友人からもしかして…と言われていたこれ。 麻酔が合わなかった、というアレです。

思い返してみれば、手術の後ちっとも血圧が上がらず、退院直前まで低血圧が続いていました。 その時はまだ麻酔が効いていたのかも。

退院後、麻酔が切れて普通の血圧に戻った途端に襲ってきた頭痛。

なるほど…

〝術前の麻酔科説明では、リスク回避で怖いことばかり聞かされるから、あんまり真に受けなくていい“と、手術経験のある親族や友達がよく言っていたので、麻酔科面談のとき、話半分とは言わないまでも、軽い気持ちで説明を受け流していた私。

アホでした…。

主治医「耳鼻科を受診しましたか?」

私「耳鼻科は思い浮かびませんでした。頭が痛いから脳外科、と思ってました」

主治医「耳鼻科を受診するのが一番です。痛みの終わりを見据えた診療と処方をしてくれるはずです。院内の耳鼻科に紹介状を出すこともできますけどどうします?」

今すぐ紹介状書いてください!!!!

やっと真相が突き止められた感。 でも、もっと早く教えて欲しかった。 緊急で受診した時に主治医がいればその時点で解決していたかも……

緊急で診てくれた医師から、主治医へは連絡は行かなかったのだろうか…??

大病院ってこういうものなんだろうか………

耳鼻科で治療を受けても、すぐに全快、というわけには行かないんでしょうが、それでも全身脱力するほどホッとしました。

原因が分かるってこんなに気持ちが軽くなるんだな。

にほんブログ村 病気ブログ 子宮筋腫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 50代の健康へ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村