母の実家の菩提寺に墓参りに行くたび、母が水子供養の塔の前でやたらと長く手を合わせていたのも、こういうことだったのか…。 それにしても、「お姉ちゃんは当然知ってるんだよね?」と聞くと、「言ってない」と母。 「だって、お姉ちゃんワガママだから、ど…
子どもの頃、 「きっと私には、由緒正しい家柄のお金持ちの本当の両親がいて、私をいつか探し出し迎えにきてくれるにちがいない。そして実の親に引き取られた後は、夢のようなお姫様のような豊かな生活が送れるんだ!今のこのお金のない悲しい中流家庭での生…
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