子宮とサヨナラしたけれど

漿膜下筋腫ごと子宮全摘したその後に待っていた落とし穴

脇の下に多発するアレと、子宮筋腫の関係

明けましておめでとうございます。 去年は子宮全摘後の体調不良を含め散々な一年だったので、今年こそは心機一転、良い年にしたい、と勢い込んで、神社を二つまわって初詣してきました。

ひとつは毎年参る湯島天神。去年は忙しくて参らなかったから2年ぶりでしたが、驚くべきことに、入口出口や本殿前で、近くの元富士警察署の警察官の皆さんが何人も高台の上などからスピーカーで参列者を整備する形になったんですね(今年からなのかもしれないけど)。

梨泰院の事故もあったし、確かに人が多く集まる初詣の場は危険ですから警察の指導はありがたい限りです。大変な人出なのにものすごくスムーズな参拝になりました。しかし警察官の皆さんは本当に大変ですね…盆も正月もなく働き詰め。頭が下がります。我が家も息子がブラック公務員なので、ご本人ご家族の苦労がひとごとではないです。

出掛けに酔い止め薬を飲んでおいたので、さほどめまいに悩まされることもなく初詣を終えられました。もうだいぶ危機は脱した感じです。ひと月前の地獄の苦しみを思うと嘘のように回復しました。2度とあんな、のたうちまわるほどの激頭痛や眩暈に襲われたくない。初詣で健康を心から祈念しました。

さて、今日なんとなく脇を触って(実はコレ、長年の癖です)、幾つもあるシコリに触れて、「あれそう言えば、子宮筋腫仲間の実姉もこの『脂肪の塊』が多いって言ってたな」と思い出しました。

通称「脂肪の塊」。 実態は、「粉瘤」であることが多いのかな。 私の場合は、昨夏皮膚科でいくつか除去手術をして、組織検査の結果判明したのですが、「脂腺嚢腫」というものです。 「脂腺嚢腫」とは、以下のようなものです。

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多発性脂腺嚢腫 (steatocystoma multiplex)

全身(特に腋窩,前胸部,上肢などに好発)に正常皮膚色から淡黄色あるいは淡青色調の半球状に隆起した嚢腫を多発する、比較的稀な疾患です。毛嚢および毛嚢付属器へ分化する能力を持つ一種の奇形腫に近いものと考えられています。また、本症は思春期または若年成人期に発症することから、ホルモンが発症の引き金になっているのではないかとも考えられています。 一部には常染色体優性遺伝形式をとる例もみられ、ケラチン17 遺伝子の変異の関与が示唆されています。

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思春期の頃から、脇の下や、恥ずかしいのですが陰部の近くに脂肪の塊のようなコロコロしたシコリがよく出来ていました。前にお話ししたようにそもそも長年ニキビ症だったので、いわゆるデキモノの出来やすい体質なのかなあと思っていました。

しかしこの脂腺嚢腫はニキビとは違い、何年にもわたって肌の下に居座りました。左脇の下の大きなヤツなんて、小学生の頃からあるのでもう40年選手でした。 中学入学の頃お尻に出来たブツはあまりに大きくて芯が深く、座るのにも難儀したので、1年くらい我慢して中2の夏に除去手術をしました(その時は医師から詳しい説明がなく、取った組織を見て、すき焼きの牛脂のような見た目にゾッとした記憶あり。)

なぜこういうものが出来やすい体質なのか謎でしたが、姉も出来やすいというので、遺伝じゃないかと調べたら、医学的にはやはり上述のような遺伝的要素のある疾患のようです。

ホルモンに関係している、と言われると、やはり……子宮筋腫と大元の原因は同じなのでは?と感じてしまう。

子宮筋腫を患った方のどれくらいが、私と同じようにこういう「脂肪の塊」的なデキモノも同時に経験なさってるのかな。 ちょっと興味があります。

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